甲子園の土を須賀川リトルに 日大東北高の松川・星両選手


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    松川・星両選手から激励を受けた須賀川リトル

 須賀川リトルリーグ出身で今夏甲子園に出場した日大東北高の元主将・松川侑矢さん(3年、須賀川二中出身)、元副主将・星拳翔さん(3年、西袋中出身)は25日、同チームの練習場である旭ケ岡公園グラウンドを訪れ、後輩たちに甲子園の土を託した。
 松川さんは小学3年から、星さんは小学1年から同チームに所属し、練習を積み重ねた。
 甲子園では近江と対戦し2―8で敗れたが、最後まで堂々と戦う姿を全国に届けた。
 2人は「自分たちは大変な努力を重ねて甲子園に出場できました。リトルリーグのみんなも甲子園を目指して努力してください」とエールを送り、大舞台から持ち帰った小瓶入りの土を後輩に託した。甲子園の黒土は一部をグラウンドに撒き、残りは部室に飾ることとなった。
 小黒尚輝キャプテンは「大変お疲れさまでした。甲子園に出場されたことは本当に大変なことだったと思います。自分たちも甲子園を目指して頑張っていきます」と誓いの言葉を述べた。
 2人はバッティング練習に参加し、2人そろって特大のホームランを放ち、後輩たちを驚かせた。子どもたちは先輩の大きなな背中に将来の自分を重ねて夢を膨らませ、一層気合がこもった表情で練習に励んでいた。
 なお同チームは昭和60年の設立以来、有力選手を多数輩出し、2人を含めると甲子園出場選手は7人となる。
 小学1年から4年までの団員を募集している。野球を初めから学びたい子どもたちを歓迎する。問い合わせは柳沼事務局長(℡090―8254―9736)まで。