村長賞に鈴木さん 天栄村小中学生発明工夫展

教育

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    村長賞の鈴木さんの作品
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    阿武隈時報社賞の吉田君の作品

 天栄村と村教委の第10回小中学生発明工夫展の審査会は24日、文化の森てんえいで開かれ、最高賞の村長賞に鈴木心梛さん(広戸小4年)の「古い物から順に取り出せるしゅうのうだな」、阿武隈時報社賞に吉田智晴君(同6年)の「いつでもこうかん!ラクチン丸」が選ばれた。
 県発明協会、阿武隈時報社などの後援。
 夏休みなどを利用して小中学生が工夫を凝らした62点が寄せられ、特別賞7点、入選5点、佳作4点、努力賞5点を選んだ。
 鈴木さんの作品は2段ある収納ケースの上段に食べ物などを入れると、ケースの傾斜で下段に転がり、取り出し口から古い順に取り出すことができる。工夫として冊子の説明書も付属した。
 吉田君の作品はゴミ箱の底に二重蓋を設け、その中に新しいゴミ袋を入れておくことで、テッシュペーパーの要領で新しいゴミ袋を補充できる。
 特別賞と入選の12点は郡山市で11月から行われる「第67回県発明展」に出品される。
 子どもたちの作った全作品は10月27日まで文化の森てんえいに展示されており、子どもたちの創意工夫に満ちた作品に関心が集まっている。
 また10月30、31の両日に村体育館で開かれる文化祭にも並ぶ。
 表彰式は各校で行われる。
 入賞者は次の通り。
 ◇特別賞▽村長賞=鈴木心梛(広戸4年)▽教育長賞=内山颯斗(同6年)▽県発明協会長賞=有馬沙希(同5年)▽福島民報社賞=松崎公亮(牧本4年)▽福島民友新聞社賞=小針歩(広戸5年)▽阿武隈時報社賞=吉田智晴(同6年)▽マメタイムス社賞=佐藤未空(天栄中2年)

◇入選=熊田明珠(広戸3年)緑川凛(同4年)村澤優奈(同6年)猪越徠人(牧本3年)佐藤吏貢(湯本4年)

◇佳作=松崎圭吾(牧本6年)大木悠矢(同3年)小沼永亮(大里6年)小沼歩夢(同3年)内山龍聖(広戸3年)榊枝大佳(同5年)鈴木優真(同6年)鈴木李咲(同)森結愛(牧本5年)

◇努力賞=金子凌空(広戸3年)村越大河(同5年)牧原礼樹(同)小針優依(同6年)車田陽麻(同)廣瀬蒼空(牧本6年)

※29日付けで事務局から受賞者の追加・修正の発表があったため、上記に反映した。