イベントのポスター
須賀川まちづくり推進協議会などの「第1回すかがわ風流 和傘アート」は23日から31日まで、風流のはじめ館前等躬の庭で100本の和傘をライトアップし、同施設の1周年を祝う。関連イベントとして本町商店会は初日に「QuartetDONKA(カルテット・ドンカ)」のコンサートを開くほか、24日と31日に感謝祭として屋台出店やフォトコンテストなど実施し、地区を盛り上げる。
須賀川まちづくり推進協議会、南部地区整備促進プロジェクト委員会、本町商店会、本町町内会の主催。
和傘は桜や月などをテーマにしたものや無地のベージュ、空色、緑色など様々な色の傘が並び、須賀川の秋の夜を彩る。施設を道なりに設置するほか、等躬の庭の名物であるキンモクセイ付近には見応えのあるオブジェクト風に飾る予定。
また割烹万松所蔵の番傘も展示し、新しい試みに歴史の花を添える。
点灯時間は午後5時から午後8時までで、初日は橋本克也市長や渡邉達雄商工会議所会頭らを迎え招き点灯式を行う。
式終了後に演奏するカルテット・ドンカは県内出身者を含む若手弦楽四重奏で、今年度、文化庁「子供のための文化芸術鑑賞」事業として市内の小中学校10校でクラシックやポップスを披露している。
24日と31日の感謝祭は午前10時半から午後3時まで、施設前の広場でとん珍、サンルート須賀川、ばんや、和の花、フィオーレの5店がソース焼きそばや焼き鳥、サンドイッチ、綿菓子など販売する。
フォトコンテストはライトアップ期間中に撮影したものをプリントアウトして会場に持参することで参加者全員にプレゼントがある。また翌週から同施設に展示するほか、「すかっと」にも一部掲載する予定。
また24日午後2時から松明家五老介さんが和傘にちなんだ落語を披露する。
さらに両日とも野点のコーナーを設け、本格的な抹茶と和菓子を振る舞う。
なお新型コロナの感染を防ぐため、会場にはテーブルやイスを設置せず、屋台の食品も基本的に持ち帰って食べることになる。
なお和傘は同協議会が購入したもので、来年度以降も活用していきたい意向である。中心となって企画した一人の水落行男さん(とん珍代表)は「明るい雰囲気で、多くの人にとってコロナ禍の癒やしなれば」とイベント成功へ期待を込める。
イベントの問い合わせはとん珍(℡0248-75-1188)まで。