2000発の「届けエール!元気が出る花火」 医療従事者に感謝、市民に元気

イベント地域振興

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    10月の夜空を彩る花火(撮影・浜尾遊水地)

 新型コロナ感染対応に最前線で従事する全ての医療従事者へ感謝し、全ての市民に元気を届ける須賀川市の「届けエール!元気が出る花火」は2日、浜尾遊水地など市内5カ所同時に合計約2000発を打ち上げ、秋の夜空を色鮮やかに彩り市内一円に希望の光を届けた。
 県内の花火大会でも最大規模で、人気を集める須賀川の夏の風物詩「釈迦堂川花火大会がコロナ禍で2年連続中止を余儀なくされ、日々の感染拡大防止対応で何かと生活や行動が制限される中、医療従事者と市民に未来への希望と勇気を取り戻してほしいと、花火大会実行委員会が10月のイベントを企画した。
 感染拡大防止対策として、花火開始の午後7時まで場所を非公表とし、糸井火工が浜尾遊水地で尺玉を含む約600発、稲田地区(保土原)、仁井田地区(宮田)、長沼地区(ウルイ原)、岩瀬地区(柱田)は各約300発ずつ打ち上げた。
 打ち上げ場所周辺は釈迦堂川花火大会のような観覧席や仮設トイレ、露店出店などは行われなかったが、多くの市民が10分間の花火ショーを自宅や車内などから存分に楽しんだ。
 このうち浜尾遊水地は他の4カ所と比べて約2倍の尺玉を含めた花火を約15分かけて打ち上げた。
 近隣住民を中心に数組の家族連れが遊水地遊歩道に足を運び、目の前に広がる花火の大パノラマを存分に楽しんだ。遊水地西側には仁井田地区と思われる別会場の花火も遠目に見られた。
 観覧者からは花火が打ち上がるたびに歓声や拍手が上がり、現場で観覧した家族からは「コロナ禍で夏の花火大会中止は残念でしたが、こんなに近くで花火を見られたのは初めて。すごく良い思い出になりました」との声も聞かれた。
 またコロナの収束と来年夏の釈迦堂川花火大会開催を期待する声も多かった。