共同募金に協力する子ども
「じぶんのマチを良くするしくみ」で知られる赤い羽根共同募金運動は1日からスタートし、須賀川市内では4日、スーパー5店舗で募金を呼びかけた。このうちヨークベニマル須賀川南店入り口では橋本克也市長やマスク姿のボータンが街頭活動を行い、子どもから大人まで多くの市民が善意を寄せた。
今年も昨年に続き新型コロナウイルスの感染を防ぐため出発式を行わず、街頭活動も各会場4人から7人と最小限にした。
活動場所はザ・ビッグ須賀川店(仲の町)、ヨークベニマル須賀川森宿店(森宿)、ヨークベニマル須賀川南店(高久田)、リオンドール須賀川東店(仲の町)、ショッピングパークアスク(志茂)。
共同募金委員会、民生児童委員、ボランティア団体、障がい者支援団体、市社協の計27人が参加した。
街頭活動で橋本市長らは買い物客に「赤い羽根共同募金です。ご協力をお願いします」と呼びかけ、子どもたちには風船などを配り、共同募金の取り組みに対する市民の関心を高めた。
マスク姿で感染対策を万全にしたボータンも人気で、記念撮影にも応じていた。
今年度の赤い羽根共同募金は市内1万9997世帯に対し、801万7600円(世帯目安400円)を目標とする。
今回、参加できなかった市内高校生は、11月にかけて街頭募金活動を実施し、協力を呼びかける予定。
共同募金は戦後間もない昭和22年に市民主体の民間運動として始まった。現在は誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、様々な地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する仕組みとなっている。
このうち赤い羽根共同募金は地域福祉の充実や社会福祉施設のために活用される。
問い合わせは市社協内の事務局(℡88―8211)まで。