最優秀賞を受賞した近内君たち
県防犯協会連合会(菅野豊会長)の地域安全作文コンクールで、近内正英君(須二小6年)が最優秀賞、緑河里那さん(鏡石中3年)が佳作を受賞し、表彰式が14日、須賀川署で行われ、菊地淳一署長が賞状を伝達した。
同コンクールは県民の防犯意識の啓発・高揚を図る目的で、毎年実施され、今年度は小学生111点、中学生431点の応募があった。
最優秀賞の近内君は『「なりすまし詐欺」を防ぐには』と題し、「祖父がなりすまし詐欺の被害に遭いそうになったことで、連絡先や確認、家族の絆で防ぐことが一番」と訴えた。
佳作の緑河さんは「地域社会を実感するため」と題し、「下校時間に見守り隊の人から“お帰り”の声かけに対し、気軽に声をかけ合う関係だと、いざという時に被害が少なくなり、社会集団である地域で生活する大切さを実感していきたい」と訴えた。
菊地署長から賞状を受け、2人は「とてもうれしいです」と笑顔を見せた。
菊地署長は「体験を通した作文の受賞は大変うれしい。犯罪や被害に遭わないように、地域の安全にとても心強く思います」と話した。