天栄村教委は今年度新規事業として、村内の児童・生徒が脚本から撮影まですべて行う「こども映画学校」を12月25日から3日間にわたり実施する。
キャリア教育や郷土愛を育むための新たな試みとして企画した。また少子化が進み、村では学校の統合など検討も進めているが、現在の子どもたちの確かな記録を後世に残す目的もある。
東京都の映像制作会社の楽映舎、福島こどもみらい映画祭実行委員会の協力。
初日に演技や脚本、機材撮影を指導し、2日目に撮影、3日目に編集作業を行い、発表会で完成した約10分のショートムービーを観賞する。
制作は湯本地区と他地区の2グループ各約10人に分かれ、各1本の作品を仕上げる。
今月29日まで参加希望者を募っている。
参加は無料で村内の小中学生であれば申し込める。3日間参加できることが条件となる。
なお出来上がった作品はDVDに保存し、各学校に配布する。活用方法などは今後検討を進める。
問い合わせは村教委(℡82―2118)まで。