元気なジャンプ披露 七五三の「碁盤の儀」で 滑川神社

子ども文化

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    勢いよくジャンプする女の子

 子どもたちの健やかな成長を地元の神社に願う七五三詣りで須賀川・岩瀬地方の神社は土・日曜日を中心に多くの親子連れでにぎわっている。17日はあいにくの雨模様となったが、須賀川市宮の杜の滑川神社(佐伯泰信宮司)は宮中行事にならった「碁盤の儀」などを行った。

 仕事と子どもの守り神として信仰を集める、同神社は境内にたくさんの風車を飾り付け、安産祈願のために体高約50㌢の巨大福戌を展示するなど参拝者から注目を集めてきた。

 11月15日の七五三に向けて9月から徐々にお詣りする家族が増えており、同神社は大切な日に良い思い出をと子どもたちが元気に碁盤の上から飛び降りる「碁盤の儀」を行っている。

 「碁盤の目のように節目正しく育つ」「ひとり立ちする」「運を自分で開く」などの願いが込められており、子どもたちは両親と手をつないだりしながら、笑顔で勢いよく碁盤の上から元気なジャンプを披露していた。

 境内にはたくさんのシャボン玉を作るバブルマシーンも用意され親子らも笑顔で記念撮影に臨んでいた。

 七五三はこれまでの成長を見守ってくれたふるさとの神様に感謝し、これからの健やかな成長をお祈りする日本の伝統行事で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお詣りする。

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