少人数で飲食店利用を 須賀川商工会議所で協力呼びかけ

行政

 須賀川商工会議所(渡邉達雄会頭)は、8月から9月にかけて県が発令した飲食店時短営業解除後も、市内飲食店利用がなかなか増えない状況を受け、会員事業所を中心に「少人数(4~5人以下)での飲食店利用」に協力を呼びかけている。
 20日に商工会館で開いた常議員会で協力要請を議決した。
 10月に入り市内の新型コロナ新規感染状況は落ち着きを取り戻し、時短営業要請も解除されてはいるが、今も飲食店への客足は戻る気配すらみえていない。
 飲食店に留まらず関連事業所への経済的打撃は深刻なものがあり、年末商戦に向けてマスク着用や手指消毒など対策を徹底した上で地域経済振興のために少人数での飲食店利用を呼びかけることにした。
 商工会議所はまず職員や会員事業所に対して来月号の会報などを通して各自・各社が出来る範囲で協力を求めていく。
 なお山形県や山形市、鶴岡市などでも同様の取り組みを始めており、全国的に広がりをみせるかどうか注目される。

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