リンゴ畑で説明を受ける学生たち
ブランドすかがわ推進協議会(会長・佐久間貴士市経済環境部長)と福島大学食農学類との果樹園視察は21日、則藤・河野2ゼミの学生ら10人が薄井農園(江持)と阿部農縁(和田)を訪れ、市農業の基礎調査として現地視察した。
地産地消のさらなる取り組みを推進するため、市内飲食店や農家などにアンケート調査を行い、結果の調査・分析を3年にわたり実施して、連携し基礎資料を作成する。今年8月にはきゅうりん館とはたけんぼを視察した。
同日は市果樹農家の現状と6次産業化の取り組み状況を調査するため、教授2人、3年生8人が参加した。
学生たちは薄井農園で薄井吉勝オーナーが収穫した玄米を前に自ら工夫しながら組み立てた関連機械などを見学、リンゴ畑では栽培するフジ、紅コハク、高徳などの品種、木にストレスを与えずに栽培する大切さを説明した。
同園が6次産業で取り組む特製ジェラートの試食もあり女子学生を中心に好評を集めた。
同推進協議会は市、須賀川商工会議所、JA夢みなみ、市農業公社、市観光物産振興協会、長沼観光物産振興協会で構成し、県外物産展などへ出店し、市特産品PRに努めている。