国際短編映画祭は当日券のみ販売

イベント文化

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    松明通りにのぼり旗を設置

 世界一小さな映画祭の愛称で長年親しまれてきた第32回すかがわ国際短編映画祭は30、31の両日、須賀川市文化センターで開かれる。松明通りを中心に設置された映画祭のぼり旗が秋風に揺れている。
 平成元年に始まった映画祭は国内外から珠玉の短編作品を集め、2日間にわたり上映して優れた映像文化振興に大きく寄与している。
 しかしコロナ禍と市文化センター耐震工事などで2年間の延期が続き、様々な映像コンテンツで手軽に視聴できるようになったことなどから今回をもって約30年の歴史に幕を下ろす。
 2日間とも午前10時から大・小ホールでアニメやドキュメンタリーなど多彩な作品を上映し、30日午後1時10分から開会宣言や山村浩二監督を迎えてのゲストトーク、監督が手がけた「頭山」と「ゆめみのえ」を上映する。
 ほかにも須賀川ゆかりの亜欧堂田善や東日本大震災以後の須賀川を映像で振り返る「須賀川、復興への歩み」なども上映を予定している。
 パンフレットは上映作品紹介のほか、歴代ポスターやチラシで30年の歩みを紹介する。
 前売り券販売はなく、当日券(大人800円・高校生以下無料)を会場で販売する。

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