貴重な資料などが並んだ展示会場
長沼図書館の秋の図書館まつりは23日から始まり、貴重な大日本沿海興地全図(伊能図)などを紹介する「伊能忠敬資料展」などを開いている。
伊能図は伊能忠敬らが足掛け17年にわたる全国測量を経て200年前に完成させた日本地図で、今回展示している「伊能大図全覧」は県内にも数少ない貴重な資料で、同館への寄贈を記念して展示紹介した。
長沼地域は忠敬らが享和2年6月から10月の第3次調査で測量し、関連資料として市内在住の松宮輝明さんが本紙に平成18年2月に連載した阿武隈サロン「伊能忠敬と茨城街道の測量」なども紹介している。
また中学生以上を対象に本を5冊借りて応募するとプレゼントが当たるイベントも11月30日まで開催している。