コロナ禍の現状など確認 中小企業・小規模企業振興会議

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    橋本市長から委嘱を受ける委員

 第2回須賀川市中小企業・小規模企業振興会議は5日、市役所で開かれ、任期満了に伴い橋本克也市長が新委員11人を委嘱した。会長に岩井勇也須賀川信用金庫理事・本店営業部長、副会長に吉田大二須賀川地区経営者協会常任理事を選任した。
 市は市内企業のほぼ100%を占める中小・小規模企業振興に向け、基本理念を明らかにし、市民とともに協働して地域経済振興を図るために平成29年1月1日に「同振興基本条例」を施行し、条例に基づき中小・小規模企業振興に関する様々な施策を審議する目的で振興会議を設置している。
 委員らに委嘱状を交付した橋本市長は「コロナ禍で地域経済と雇用に大きな影響が出ており、今こそ市民協働で地域経済の下支えが必要であり、その時の状況に応じた支援策をスピード感を持って取り組んでいきたい」と述べ協力を求めた。
 担当職員が振興基本条例と会議組織と運営に関する要綱を説明し、議事では昨年から続くコロナ禍における市の現状と課題、市独自のコロナ支援策状況などを審議した。
 委員は次の通り(任期2年)。
 ▽会長=岩井勇也(須賀川信用金庫理事・本店営業部長)▽副会長=吉田大二(須賀川地区経営者協会常任理事)▽委員=吉田尚広(県中小企業家同友会須賀川支部理事)小林哲也(須賀川商工会議所中小企業相談所長)佐藤広(岩瀬管内商工会広域連携協議会事務局長)内藤祥一(須賀川商店会連合会理事)菅野哲哉(須賀川市教委学校教育課長)高山良一(公募委員)菊地巧洋(同)松本恵美子(市女性団体連絡協議会理事)鈴木龍京(県中小企業診断協会監事)