完成したもりたてる会の松明
晩秋の須賀川を彩る伝統行事「松明あかし」は、13日午後6時半から翠ケ丘公園五老山頂に1本のみ点火して今年も開かれる。実行委員会から依頼を受けた松明をもりたてる会(佐藤貴紀会長)の松明が7日完成した。
もりたてる会は昨年に引き続き約7㍍の松明制作を9月から始め、長禄町のふれあいセンターを拠点として、毎週土・日曜日を基本に会員約20人が集まった。
松明制作には市観光物産振興協会・地域おこし協力隊の大久保萌子さんも参加し、作業風景などを松明あかし当日午後3時からオンライン会議ツールZOOMで「オンラインツアー 松明あかしってどんなお祭り?」を放送する。
今年の松明あかしもコロナ禍を考慮して、伝統行事の継承を目的に無観客・関係者のみで実施する。午後5時45分から二階堂神社で御神火奉受式を行い、午後6時半から五老山頂で松明への点火式を始める。
松明行列やおもてなし広場などの諸行事は行わないが、前夜祭の八幡山衍義は12日午後6時からしめやかに催す。
なお当日の点火などの様子はウルトラFMやYoutubeなどで実況生配信する。
当日は午後2時から午後9時まで会場周辺は関係者以外の入場、ドローンによる撮影などは出来ない。