募集要項をHPに掲載 須賀川創英館高 出願は来年2月3日から

教育

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    発表された校章

 来年4月に須賀川・長沼両高が統合して開校する須賀川創英館高は8日、学校ホームページに募集要項を掲載した。出願期間は来年2月3日から6日間で、自己推薦にあたる特色選抜ではⅠ型(キャリア開拓型)とⅡ型(部活動推進型)を募集する。また、9日に校章とスクールカラーをホームページで公開した(校章・スクールカラーは後日詳細を報じる)。

 同校は急激に進行する少子化に伴う県の高校改革に基づき統合新校として開校する。校舎は須賀川高を使用し、定員240人、普通科6クラスで編成する。

 来年から成人年齢が18歳に引き下がり、今後は高校生のうちに社会から成人としての行動を求められる時代背景を受け、「『おとな』から『大人』へ」「君たち自身が『これから(キャリア)』をプロデュースできる学校」をキャッチフレーズに掲げる。

 地域を支える核となって活躍する、社会に貢献できる人材育成を目指すため、教科・科目の学習や18歳成人に向けた学習に積極的に取り組み、特別活動や地域と連携した活動などにも主体的な姿勢で臨み、自身のキャリアを積極的に開拓し、探求していく生徒を求める。

 特色選抜のうちⅠ型は中学校で学習活動や特別活動に意欲的に取り組み、入学後も進学や就職に対する明確な進路意識を持って学習活動や資格取得、ボランティア活動などに主体的に取り組み他の模範となる人、将来地域に貢献する意思を強く持つ人を求める。

 Ⅱ型は同校が指定する部活動に関し、中学校で地区大会以上の出場、もしくはそれに準ずる実力を有し、入学後も学業と部活動を両立させ、リーダーシップを発揮して部活動を3年間継続する意思を強く持つ人を募集する。

 指定部活動は体操、ハンドボール、バドミントン、ソフトボール、吹奏楽、野球とサッカーは男子のみ。バレーボールは女子のみ。

 試験は一般選抜、特色選抜とも来年3月3日に学力検査、一般選抜は同日に面接、特色選抜は4日に面接と特色検査を実施する。

 試験会場、合格者発表はいずれも須賀川高で行う。

 ホームページにはこのほか、学校案内パンフレットも掲載し、学びの特色や校訓、コース制の学習について紹介している。