床面積倍増、より快適空間 天栄村のふるさと公園・新道の駅 完成予想図を公表

行政

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    公開された完成予想図

 天栄村が令和5年度の完成を目指す「てんえいふるさと公園」と敷地内に新設する道の駅「季の里天栄」の完成予想図が公表された。道の駅は現在より床面積が倍以上になり、より多くの村産品が並べられるようになり、駐車場も約100台分備えるなど、より快適なにぎわい創出の拠点整備を目指す。
 同公園は現在の道の駅「季の里天栄」の南西に隣接する大里天房地内の5万6436平方㍍を活用し、新たな道の駅施設や遊具、自然を散策できるウオーキングコースなどを整備する。観光客に村の魅力を発信する新たな拠点となるほか、村民が一日中楽しめる憩いの場として子育て支援や健康増進の活用を目指す。
 また災害時の備品を保管する防災用備蓄倉庫も設置する予定。
 道の駅の設計は農林水産物直売施設整備検討委員会を組織し、村内の生産者や主婦、道の駅管理者、村職員らが出し合った意見を踏まえ進めている。
 現在の計画では平屋建てで、高い天井から自然光を採り入れ、明るい雰囲気を演出する。また木材を使用し、温かみのある空間を目指す。
 地元の食材を味わえる食堂や特産品の直売場など、道の駅の基本機能である「飲食」「物販」「情報提供」の充実化を図る。
 施設施工は来年度から着工する予定。
 オープンを迎えるまで現在の道の駅は営業を続ける。

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