伝統継承の「松明あかし」 今年も一般入山を禁止 13日に五老山山頂に松明建て

イベント文化

 須賀川の晩秋を代表する伝統行事「松明あかし」は13日、コロナ感染拡大リスクを最小限に抑えながら世代を超えて受け継がれてきた歴史を継承するため翠ケ丘公園五老山に1本のみの松明を建て今年も実施する。会場周辺は今年も一般入山を禁止する。
 松明あかしは430年余前に須賀川地方を治めていた二階堂氏が伊達軍に攻め滅ぼされた戦いで命を落とした犠牲者の霊を鎮めるため、住民らが世代を超えて連綿と受け継いできた。
 毎年五老山山頂で20本前後の松明を燃やしてきたが、全世界的に猛威を振るうコロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年から松明をもりたてる会が制作した松明1本のみが点火し、会場周辺の密状態を避けるため関係者以外の入山を禁止している。
 今年も13日にtette1階でんぜんホールで過去の松明あかしの映像を放映するほか、点火の様子などはYouTubeでライブ配信する。
 コロナ禍前は毎年実施してきた大松明・姫松明行列、小松明製作コーナー、松明太鼓演奏、おもてなし広場などの関連イベントはすべて行わない。
 須賀川市地域おこし協力隊によるオンラインツアー「松明あかしってどんなお祭り?」は同日午後3時からオンライン会議ツールZoomで放送する。松明あかしが通常通り開催できない今だからこそ、改めて魅力や見どころ、裏側などを知ってもらうためのイベントを実施する。
 参加するにはEmail(mo-okubo@city.sukagawa.fukushima.jp)、市観光交流課(℡88―9144)、インスタグラム須賀川市地域おこし協力隊にコメントまたはダイレクトメールなどで申し込む。