避難者の救助訓練に臨む参加者たち
須賀川地方広域消防組合と東北電力ネットワーク須賀川電力センターの高所救助合同訓練は9、10の両日、須賀川消防署敷地内で行われ、お互いの救助法を実践し合うことで、より安全で確実に助けるための知識を深めた。
同組合は若手職員を育成するため、予防業務基礎講座を実施しており、その一環として行われた。
2日間で計約100人が参加し、電柱で作業中に事故のため要救助者が発生した想定で、高所作業車などを用い、それぞれの方法で救助を実践した。
訓練終了後の意見交換会では要支援者の意識や呼吸など状態確認の重要性、電柱からの落下リスクを抑える方法、安全な救助のため現場の電線を停電させる方法など知識を共有し、万が一の事態に対する備えを強化した。