雨上がりを待ちながら言葉を交わすブンケンさんと生徒たち
須賀川一中(八木沼孝夫校長)は10日、地域クリーン作戦のスペシャルゲストに、テレビ番組企画で県内の清掃活動を続ける俳優の鈴木文健さん(通称・ブンケンさん)を迎えた。当日は雨天のため、全体でのゴミ拾いは中止となったが、ブンケンさんと質疑で交流を深め、ポジティブな気持ちで清掃活動をする大切さなどを学んだ。
同校は今年、県の学校版福島議定書事業に参加し、部活動のない日などに生徒が通学路のゴミ拾いをしているほか、節水や節電などSDGsに取り組んでいる。
そうした取り組みもあり、福島中央テレビの「ゴジてれChu!」のコーナー「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅」で活躍するブンケンさんと撮影スタッフが同校を訪れた。
1・2年生144人がゴミ拾いをする予定だったが雨のため見合わせ、交流会を中央体育館で開いた。
生徒らの質問にブンケンさんは「市内にも人の目に触れない場所にゴミが多く捨てられている。見えないところまできれいにできたらきっと良い県になると思って活動している」「ポジティブに、未来を向いて活動することが大切で、ゴミも『希望のカケラ』と呼んで集めている」など笑顔で応えた。
その後、代表生徒8人とブンケンさんが国道4号沿いのゴミ拾いを行った。
活動の様子は29日午後3時50分から「ゴジてれChu!」で放送される予定。