コロナ落ち着きみんなで運動 仁井田地区健康づくりの会で教室

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    より効果的な歩き方を学ぶ参加者たち

 新型コロナの感染状況も落ち着き、須賀川市民が集って運動する機会も徐々に増えてきている。住民主体の運動教室「ウルトラ週いっ会」が注目を集める中、約15年前から先駆的に活動している仁井田地区健康づくりの会は14日、健康増進部会のウオーキング教室を仁井田地域体育館で開き、30人が健康的な汗を流した。
 同会はメタボ健診が始まった平成20年頃、地区の健康志向の高まりを受け、自分たちのウオーキングコースを作り、そのコースをみんなで歩こうと始まった。
 当初は年3回程度、地元のウオーキングコースを歩くだけだったが、より多くの人に継続してほしいと参加スタンプを企画したり、県内の名所を歩くイベントを催すなど、様々な工夫を取り入れ、現在まで続いている。
 コロナ禍で活動を休止していたが、感染状況が落ち着いたため、久しぶりに集まり、講師に日本コンディショニング協会の大河原里美さんを迎え、より効果的な歩き方などを学んだ。
 定員の30人が参加、ストレッチで全身の筋肉や関節をほぐした後、スネや足の甲、股関節、足首などを意識した足踏み運動などを行った。また正しい姿勢での歩き方などを実践した。
 参加者らは久しぶりに仲間と運動する楽しさに明るい表情を浮かべ、充実感を味わっている様子だった。