須賀川高JRC部 kokoyoriにコメなどの食料品寄贈

教育福祉

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    熊田代表に食料品を渡す鈴木部長たち

 須賀川高(森下陽一郎校長)のJRC部は19日、子どもたちの支援に役立ててほしいと、市内で子ども食堂活動などを続けるボランティア団体kokoyori(熊田ひろみ代表)にコメやパスタなど食料品を寄贈した。
 同部は通常行っている福祉施設などでのボランティア活動がコロナ禍で実施できない中、自分たちにできることをしたいと考え、家庭で余った食品を福祉団体などに寄贈する「フードドライブ」という活動を知り、9月末から約1カ月間、部員たちが校内で協力を呼びかけ、生徒や教職員から寄贈品を集めた。
 贈呈は代表の鈴木あゆ部長、横山彩虹副部長、室井遥書記(以上2年)、芳賀ほのか書記(1年)の4人が、コメ20・5㌔、ノリ、醤油、ドレッシング、菓子類などを抱え、kokoyoriの活動拠点となっている大町のタルカワスタジオを訪問した。
 熊田代表は「私たちの役割は、皆さんのように支援したいと願う人と、支援を必要とする人を、活動を通じて結びつけること。皆さんの気持ちは子どもたちにしっかり伝えていきたい。機会があったら、子どもたちとの活動の際にも参加してみてほしい」と感謝を伝えた。
 生徒らは毎週水曜日に親の帰りを待つ子どもたちが集う「放課後わらりら」や、定期的に行う食料品や日用品の譲渡会「わらりらフードパントリー」などの説明を聞き、会場を見学した。
 熊田代表は「一番好まれるのはコメやパスタ、果物など。食料品に限らず、日用品もありがたい」「現在は100人以上が支援を受ける登録をしている」など生徒の疑問点などに答えていた。
 鈴木部長らは「こうした機会をいただきありがとうございました。できれば皆さんの活動に参加してみたいです」と述べた。

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