ボランティア活動する青木さん 須賀川を紹介するパンフレット
須賀川市出身で静岡県在住の母を持ち、特撮とウルトラマンをこよなく愛し、幼少期から何度も須賀川を訪れている青木大知さん(静岡県立韮山高2年)は21日、熱海市で開催中の「熱海怪獣映画祭」にボランティア参加し、自作のコメントを入れた須賀川のパンフレットを配布するなどPRに努めた。
青木さんは特撮とウルトラマンが大好きで、地元で発生した土砂災害(伊豆山土石流災害)復興支援を兼ねて開かれている怪獣映画祭で、震災から10年を迎えた円谷英二監督の故郷の須賀川市をアピールしたいと映画祭主催者に訴え、市とも自分でアポイントを取り、パンフレットを取り寄せた。
ボランティア当日はチケットカウンター受け付け、物販、来場者へのアンケート記入のお願いのほか、市パンフレットを来場者にアピールするなどした。
青木さんは「地元開催のイベントにも貢献できて貴重な体験をさせていただきました。須賀川に興味を持ちパンフレットを持ち帰っていただいた方もいてとてもうれしかったです」と話している。
また当日は昔のウルトラマンに出演した俳優らもゲスト出演し、サインや記念撮影にも応じてもらい大満足の一日を過ごし、「大好きな須賀川市のPRに微力ながらお手伝いできたらうれしいです」と語っている。
熱海怪獣映画祭は、全国自主怪獣映画選手権2連覇の井上森人監督が市内ながぬまラボなどで撮影(本紙紹介済み)した温泉地を守るヒーローが登場する「温泉防衛バスダイバー」を23日に上映するほか、特撮アーカイブセンター開館に大きく貢献した特撮監督の樋口真嗣さんらも来場する。