代表して委嘱状を受ける常松会長
天栄村は今年度で第5次総合計画前期計画が満了するため、来年度から令和8年度までの5年間を計画期間とする後期計画を策定する。策定に向けた村振興計画審議会は24日、山村開発センターで開かれ、委嘱した委員20人が村民アンケートなどを元に意見を交わした。
第5次総合計画は将来像「自然と共に 人・未来を想像する村 てんえい」の実現に向け、安全・安心な環境や支え合いながら築く健康、地域を活かした産業、心豊かな教育、未来につなぐ協働参画など5つの分野の基本目標を掲げ、平成29年度からスタートした。
添田村長から委員を代表し常松久義村駐在員会長に委嘱状を手渡した。役員選出で会長に松崎淳一商工会長、副会長に常松会長を選任した。
添田村長は「この5年間で地震や台風などの自然災害、新型コロナ、高齢化の進行などがあり、住民のニーズも変化している。子どもから高齢者まで安心・安全に暮らすことができる持続可能な村づくりのため、村外の人も住んでみたいと思えるキラリと輝く村を目指し、課題を明確にしつつ新たな計画を策定するため、ご協力をお願いします」とあいさつした。
委員らは第5次総合計画や後期基本計画の考え方、村民アンケート結果など事務局から説明を受け、未来につなぐ村づくりの基礎となる新たな計画策定へ活発に意見を交わした。
今後のスケジュールは、来年1月に今回の会議を踏まえた計画案を事務局から各委員に提示し、2月に次回会議を開く。今年度中に添田村長に答申し、来年度からのスタートを目指す。