「う米めん」新東北みやげコンテストで特別賞

　仙台市産業振興事業団の第８回新東北みやげコンテストは26日、仙台市で開かれ、アルファ電子（天栄村）の米粉麺「う米めん」がアイディア特別賞に選ばれた。
　東北地方の新しい土産品を発掘し、販路開拓を支援することを目的に実施しているもので、今回は東北６県から２１０点が寄せられた。
　「う米めん」はアレルギーの有無に関わらず家族で笑顔の食卓を囲んでほしいと、小麦粉を使わない新しい麺として開発した。米は須賀川市の「天のつぶ」などを使用し、「すするお米で　カラダに愛を」のキャッチコピーのもとｆｌａｔｔｏやはたけんぼ、村内道の駅などの店舗やＥＣサイト（https://umaimen.net/）で人気を集めている。
　受賞後は販売会などでＰＲする機会を得ることとなる。
　プロジェクトの中心となって進めてきた樽川千香子専務は「２年間の研究の成果を認めていただけてうれしい。来年からは自社生産が可能となるため、地産地消の活動にも貢献できる。米の消費拡大につながる事業に成長できるよう、引き続き尽力したい」と受賞を喜んだ。