来年の通常開催に向けて反省点などを確認
須賀川市の松明あかし実行委員会(会長・橋本克也市長)は3日、関係者ら約30人が出席して市役所で開かれた。来年は11月12日に3年ぶりの通常開催を目指し準備を進めることを確認した。
今年の松明あかしは11月13日、2年連続で松明をもりたてる会が製作した高さ7㍍直径1㍍の松明1本のみを五老山山頂で点火した。
12日夜の前夜祭・八幡山衍義とともに2日間、底冷えはするものの穏やかな天候となり、規模縮小・観覧制限をした上で伝統行事の継承を主眼として行われた。
松明行列やおもてなし広場などのイベントは全面中止したが、tetteでの映像上映、地域おこし協力隊オンラインツアー、ウルトラFMの生中継とYoutube配信なども行い好評を得た。
橋本市長は「今年も規模を縮小して大事な伝統を継承することが出来ました。これからも伝統をしっかりと守り受け継ぐために、協働を一層推進し、来年の通常開催につなげてまいりたい」とあいさつした。
松明あかし実施結果や反省事項を市担当職員が報告し、来年の開催日を11月12日に決定した。