1年間の成長を保護者に披露 天栄幼稚園の発表会

教育

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    金子みすゞの詩を暗唱する園児たち

 天栄幼稚園(桑名俊之園長)の発表会は3日に開かれ、園児ら79人が歌やダンス、劇などで成長した姿を保護者に披露した。
 コロナ感染対策で密を避けるため、昨年に続き学年ごとに保護者を入れ替えるなど、安全性を確保した。
 年長組の31人は金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」を紙芝居にして発表した。両手を広げた人物や鳥が飛ぶ様子を描いた絵は自分たちで色を染めて準備し、ステージで披露しながら「私が両手を広げても、お空はちっとも飛べません」など詩の一節をグループごとに暗唱し、最後に全員で「みんなちがって、みんないい」と声を合わせ、一人ひとりが大切な存在であることを表現した。
 感銘を受けた保護者らは温かい拍手を送っていた。
 年少・年中の園児らも元気いっぱいに演目を発表し、1年間の健やかな成長を保護者に伝えた。

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