鏡石町議補選の立候補を表明した込山さん
現職議員死去により定数2減の鏡石町議会は、来年任期満了に伴い行われる町長選に合わせて補選がある見込みで、同町鏡沼在住の込山靖子さん(55)が4日、同補選への立候補を町内第1号で表明した。当選すれば町内初の女性議員誕生となる。
込山さんは「女性が声を挙げ、反映できる町づくり 主婦の視点から見た行政へ対する意向」を理念に掲げ出馬する。
出馬に向けた決意として「子育てもひと段落し、これからは町のために社会貢献していきたい」と話し、曽祖父が県議を務めたこともあり、20代の頃から他市議員の選挙活動などを手伝うなどして関心があった。
出馬に対し①女性代表として声を広く反映する議員活動②女性から見た家庭の困りごと、問題点を視点に議員活動③自身が立候補することで多くの女性が出やすい環境づくり④男性社会的な議員性になりがちの中でも女性からできる議員活動⑤地域・町全体的に声を反映できる議員活動⑥女性の観点からの教育・子育て支援活動―の6項目を目指す。
込山さんは安積女子高、国学院大学栃木短期大学卒。現在はセブンイレブン鏡石バイパス店でパート勤務。
また同時執行が見込まれる鏡石町長選は同日現在で現職の遠藤栄作町長(70)=3期=が進退を表明していないが、現段階で最大4人の名前が水面下でささやかれている。