ムシテック写真コンテスト表彰式

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    館長賞の下村さん(左)と阿武隈時報社賞の黒澤さん

 ムシテックワールドの第4回写真コンテスト表彰式は11日、同館サイエンスステージで行われ、最高賞の養老孟司館長賞に選ばれた下村瑞希さん(柏城小)ら14人に賞状を贈った。
 県内で撮影した昆虫の写真作品を募集したもので、県内外の小・中学生49人から91点が寄せられた。
 審査員は相樂正弘ふくしま科学振興協会常務理事らが務め、トンボやセミ、カブトムシ、バッタ、カミキリムシなどの様々な表情を見事に切り取った作品から各賞を選んだ(入賞者は既報)。
 表彰式は相樂常務らが一人ひとりに賞状などを手渡した。養老孟司館長賞の下村さんはカマキリが自分の影と向き合う様子を「カマキリVSかげカマキリ」として表現した。「ムシテックのウッドデッキでカマキリを見つけ、影の形を見て『これいいな』と思って撮影しました。将来は漫画家になりたいです」と喜んだ。
 阿武隈時報社賞の黒澤和奏さん(須賀川二小)は「賞に選ばれると思っていなかったのでうれしかったです。虫が大好きなので、いつか夏の自由研究などで研究してみたいです」と話した。
 作品は同館2階に来年秋頃まで展示される。