夜空に上がったスカイランタン ランタンを手に会場へ向かう参加者
須賀川駅周辺地区まちづくりワークショップ、須賀川駅前有志の会主催の「スカイランタンin須賀川」は11日、市内の家族連れ24組ら約90人が参加し、願い事を込めて書いた短冊を下げたランタン約60基が夜空に打ち上げられ幻想的な光景が演出された。
令和7年供用開始を目指す須賀川駅西地区再開発事業に合わせ、地元町内会や住民有志、駅を利用する高校生、福島大学が連携し、令和元年度からにぎわい創出を目指してワークショップを定期的に開いている。
今年度はこれまで考えてきたアイデアの中から実現可能なイベント実施へ準備を進め、「願い・想い・スカイ~福の未来」をテーマに、冬のにぎわい創出へ台湾や国内各地で開かれ話題を呼んでいるスカイランタンの開催を決めた。
打ち上げたスカイランタンは安全を考慮して、和紙の紙風船のなかにヘリウムを詰め、LED電球を入れたゴム風船を入れ、それぞれの願い事を書いた短冊を吊り下げた。
午後5時になると駅西地区は夕闇に包まれ始め、高校生の司会に合わせて子どもたちも元気いっぱいカウントダウンをし、ふわふわと夜空に浮かぶスカイランタンの柔らかな灯りに歓声が上がった。
ランタンは願い事が天上に届けとばかりに風にゆらゆらと揺れながら光の花畑のような美しい光景を作り出していた。
また会場周辺を明るく照らし出すペットボトルとうろうづくり体験も行った。