2月18日から「雛(ひゝな)の笑顔に会えるまち」 スタンプりーやつるし飾りも

商業地域振興文化

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    2月18日の開催を決定した実行委員会

 須賀川市内中心市街地を主に各商店自慢の雛飾りを店頭展示し来店者をおもてなしする、すかがわ商店街「雛(ひゝな)の笑顔に会えるまち」は、来年2月18日から3月3日まで開催する。1月7日まで参加店を募集している。
 「雛の笑顔に会えるまち」は、日本の伝統行事ひな祭りを地域再生の鍵としながら、まちとしての集客力を高めるため参加店の店舗内またはショーウインドウに雛飾りやモモの花などを展示する。
 今回で18回を数え、前回は中心市街地を中心に60店・施設が参加してコロナ禍ではあったが感染対策防止策をとった上で観覧客が楽しんだ。
 江戸時代の宿場町でもあり、商人のまちとしても栄えた須賀川の歴史を感じさせる各店が、江戸・明治・大正から現代まで大事に保存してきた雛飾りのほか、各店が工夫を凝らした飾り付けなどが毎回話題を呼んでいる。
 商工会議所女性会手作りのつるし飾り展示や市立博物館「雛人形展」と連携を図りながら、抽選で参加店で利用できる商品券があたるスタンプラリー、「あなたが選ぶお気に入りの展示店コンテスト」などでまちなか回遊をうながし、にぎわい創出を目指す。
 スタンプラリーは展示5店を巡りスタンプを集め、3月14日に実行委員会の公開抽選会で当選者を決定する。1等1万円5本、2等5000円15本、3等3000円20本の商品券があたる。
 お気に入り展示店コンテストは、集計で投票数が多かった3店を推奨店として実行委員会から“推奨店”立て札を贈る。
 須賀川俳句文化の継承とアピールを目的に、ひな祭りを季題とした俳句コンテストも行い、入賞者を表彰する。
 期間中は市内菓子・飲食店に協力を求め、イベント連動のオリジナルお雛さまメニューやサービスを提供する。
 また市内外から観覧客が訪れるため、マスク着用や手指の消毒、展示店は密にならないなど徹底した感染防止対策を図る。
 イベント開催に向けた第1回実行委員会は13日、商工会館で開かれた。役員改選で新委員長に箭内良彦須賀川中央商店街振興組合理事長、副委員長に後藤秀彰市馬町通り商店街組合会長を選任した。
 今年度実施計画や作業スケジュールなどを確認し、第2回実行委員会は1月28日に開かれる。

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