本番に向け練習する部員たち
須賀川高(森下陽一郎校長)の吹奏楽部・合唱部のラストコンサートは26日午後4時から市文化センターで開かれ、現役部員のほかOB・OGも舞台に上り、高校統合前の最後のステージを盛り上げる。
同校は毎年この時期にクリスマスコンサートを開き、地域住民に感謝の気持ちを込めた演奏を披露してきた。
来年4月に高校が統合するため、今回は「須賀川高」としてのラストコンサートを開き、新しい一歩を踏み出すため心を一つにする。
ステージは4部構成で、1部は吹奏楽部14人の「クラシック・アンサンブルステージ」、2部は合唱部14人が「ハピネス」などを歌う。3部は新OBから50代までのOB・OG24人が登場し「ウィー・アー・オール・アローン」などを奏でる。4部は再び吹奏楽部が登場し、「ハナミズキ」「宝島」などポップス曲を中心に盛り上げる。
生徒たちは本番に向け、練習を重ねている。土曜日はOBの有志が学校を訪れ、後輩たちを指導する姿も見られた。
宗方咲希吹奏楽部部長は「明るく元気で本番に強い私たちの演奏を楽しんでいただけたらうれしいです。プログラムには吹奏楽部・音楽部・OBOGの合同演奏も組み込んでいるので、手拍子などで一緒に盛り上がっていただきたいです」と話す。
また高倉大也合唱部前部長は「須賀川高として最後のコンサートになるので、練習で積み重ねた成果をぜひ聴いていただきたいです。そして、統合後の須賀川創英館でも続けていってもらえるよう、成功させたいです」と練習に熱を込める。
入場は無料、整理券を各公民館やtetteで配布している。感染症対策のため住所や連絡先、体温などの記入が必要となる。
問い合わせは同校(℡75―3325)まで。