ウルトラFM新レーベル発足 24日第1弾CDを販売

地域振興文化産業

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    「アシタイロ」を披露するつじむらさん
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    新レーベル発足を発表する菊地代表

 中心市街地の活性化を目指し、様々なまちづくり事業に取り組むこぷろ須賀川(菊地大介代表)が運営するコミュニティラジオ局ウルトラFMは地元の音楽文化発展やアーティスト育成などを目指して新レーベル「ウルトラFMエンターテインメント」を発足した。24日からシンガーソングライターつじむらゆみこさんのCDアルバム「アシタイロ」を発売する。
 菊地代表が15日、商工会館で記者会見を開き、レーベル発足や事業概要を発表し、つじむらさんが生演奏を披露した。
 ウルトラFMが開局3年を迎え、須賀川市が本来持つポテンシャルの再確認や歴史的意義あるものの発掘、地元に寄与する動きのサポートなどを通して、市や近隣地域のまちおこしにつなげるため、アーティストや話題の人物の作品・記録を発信・保存することで未来へのレガシー継承・発信事業を展開する。
 主に音楽・映像ソフトウェアの企画・制作・製造・販売、所属アーティストの管理、イベントの企画・制作・運営をしていく。
 今後は市タイアップ企画「ボータンソング」CD、アマチュア落語家松明家五老介さんの落語CD・DVD、地域の昔話や伝説などの語り部CD、須賀川の歴史を語るCD・DVDの制作発表を予定している。
 現在のところ専属所属アーティストはいないが、ラジオパーソナリティーとしても出演中の、つじむらさん、西間木ひろみさん(アロマテラピー)、佐藤正彦さん(ギタリスト)、米倉美穂さん(司会者)、藤居ジュンコさん(ピアノ弾き語り)らが所属する。
 菊地代表はレーベル発足に向けて「須賀川の持つポテンシャルの再確認と音楽文化の発信・発展を次世代に引き継いでいきたい。これまでの取り組みを継続しながらプロジェクションマッピングなど新しいイベント開催にも意欲的に取り組んでいく」と述べ、主催イベント開催も視野に入れた展望を語った。
 発表CD第1弾「アシタイロ」を歌うつじむらさんは県内や関東圏に多くのファンを持ち、NHK Eテレ「はなかっぱ」エンディングテーマソングをはじめCMソングやオリジナル曲などを多数発表し人気を集める。
 新作アルバム「アシタイロ」は等身大の女性・母親としての想いを込め、現代を生きる女性への応援歌にもなっている。ボーナストラックはピタゴラスイッチなどでおなじみの栗コーダーカルテットとの共演2曲を含めた計8曲を収録した。
 24日からすかがわDEMO(中町)、tette内のローソン、CDショップヨシグン(宮先町)、同局ホームページでも販売する。
 会見終了後はつじむらさんが「アシタイロ」を生演奏し、プロダンサーアーティストMARINAさんがダンスを披露した。

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