1月9日まで須賀川駅「ひかりのテラス」 年末年始を明るく照らす

イベント地域振興

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    きらびやかな電飾が好評のイルミネーション

 年末年始の須賀川駅舎と屋外テラスを明るく照らす、今年で3年目となる須賀川駅中イルミネーション「ひかりのテラス」は1月9日まで点灯する。点灯式が19日、関係者ら約30人が集まり駅舎2階テラスで行われた。
 須賀川まちづくり推進協議会北部地区整備推進プロジェクト委員会(野村重忠会長)と新栄町町内会、駅前有志の会、須賀川桐陽高2年の山田陽菜さんと萩原未南さん、東京藝大版画研究室が企画・設置に協力した。
 年末年始にかけて須賀川駅周辺を明るく照らし、新しいにぎわいと話題づくりを目指し、今年で3年目を迎えた。昨年に引き続き東京芸大がデザインなどに加わった。
 構想は10月頃から準備を始め、今年はテラス全体にLED電飾を豪華に張り巡らし、中央部分には芸大生が制作した回転するオブジェがメリーゴーラウンドのようにきらきらと輝き子どもを中心に人気を集めた。
 また中に水を溜めた道具箱200個をコの字型に設置して光の反射で幻想的な空間を演出した。
 昨年のイベントで芸大が用意し来場者が思い思いのメッセージなどをかき寄せた版画作品も会場入り口両側に特別展示されている。
 点灯式で野村会長は11月のArt&Roadなど今年1年間の活動を振り返り、「多くの方々にご協力いただきありがとうございました」とあいさつした。
 イルミネーション作成に協力した山田さんと萩原さんがカウントダウンを発声し、子どもたちも元気いっぱいに加わり、テラス全体を包み込むようにきらびやかに電飾が点灯すると、来場者から歓声と拍手が上がっていた。
 点灯時間は午後5時半から午後9時まで。来年のイベント開催に向けてのアンケートコーナーも設けられている。