福大生がユキヤナギ施設など地産地消調査 ブランドすかがわ推進協議会

産業農業

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    ユキヤナギの説明を受ける学生たち

 ブランドすかがわ推進協議会(会長・佐久間貴士市経済環境部長)は21日、市産農産物の地産地消活動に関する調査・分析のため、福島大学食農学類3年生ら約10人を迎えて、吉美根地区のユキヤナギ開花施設と越久のストロベリーパラダイスを視察した。
 地産地消のさらなる取り組みを推進するため、市内飲食店などにアンケート調査し、今後の市が取り組むべき基礎資料を作成するため、今年度は市内農業関連施設などを視察し、関係者と意見交換を図ってきた。
 ユキヤナギ開花施設では、三浦浩一JA夢みなみ須賀川岩瀬花卉部会雪柳班長が須賀川で育てるきっかけや、独自ブランド「小雪」が全国で人気を呼び、現在は年間150万本出荷していることなど説明した。
 ストロベリーパラダイスでは運営するさくら農園(佐藤敦代表取締役)関係者が水耕栽培やキッチンカー出店などの取り組みについて紹介した。
 福島大学学生の現地基礎調査は今回で今年度最後となり、結果を元に今後アンケート調査などを展開していく。