山頂付近に設置された注意喚起看板
須賀川市は24日、国史跡「宇津峰」山頂付近に無断で設置された「馬車道新道」看板近くに文化財保護法違反を警告するとともに登山客に新道に立ち入らないよう注意喚起する看板を設置した。
「馬車道新道」は塩田区が管理する道から塩田登山道に続く無断整備された違法ルート。職員によると正規の業者が整備したものでなく手作りの階段や手すりが設置され雨が降った場合に滑りやすいなどの安全が十分に確保されているとは言えない状況だという。
関係者から9月頃に連絡があり、市の調査で不正造成が明らかになった。周辺には防犯カメラなどもなく、整備時期や違法者(個人・団体など)は分かっていない。