全国優勝を報告した君島さん(左)
昨年行われたウエイトリフティングの全日本学生大会男子55㌔級で2大会を制した君島一成さん(20)=日本大スポーツ科学部2年=は4日、市役所で橋本克也市長に大会の感想や今年の目標などを語った。
君島さんは須賀川二中出身で、田村高で競技を始め、在籍中から全国大会で活躍していた。
昨年は10月に石川県で行われた全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会で男子55㌔級を初優勝、12月に埼玉県で行われた全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会も優勝し、日本大準優勝に貢献した。
特に12月の大会では、両手で掴んだバーベルを一気に頭上まで持ち上げるスナッチ種目で96㌔(2位)、バーベルを床から一度鎖骨まで上げ、次の動作で頭上に上げるクリーン&ジャーク種目では133㌔(1位)で自己ベストをマークし、トータル229㌔で優勝した。
「3、4年次も優勝を目指すだけでなく、大会記録、大学生記録の更新を目指していきたい。そしていずれオリンピックに出場したい」とさらなる活躍を目指す。
橋本市長は「高校生の頃から活躍をみているが、さらに実力を伸ばし、市の新たなヒーローに今後も期待している。ケガに気をつけて頑張ってほしい」とエールを送った。