高校生の合同文化祭「tetteで青春」

文化

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    高校生たちの多才な美術作品が並ぶ「飛翔展」
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    桐陽書道部によるパフォーマンス披露

 tette開館3周年記念イベントの高校生合同文化祭「tetteで青春(アオハル)」は8日から10日まで、須賀川・岩瀬地方6高校の生徒たちが発表・展示部門でそれぞれの活動成果を存分に披露した。
 tetteは平成31年1月11日に開館し、中心市街地の新たな市民交流拠点としてこれまで150万人を超える来館者が市内外から足を運んでいる。
 中央図書館を核に各貸室や円谷英二ミュージアムなどを内包する、市初の本格的な複合公共施設であり、設計段階から多くの市民を交えたワークショップを開き、要望や声を盛り込んできた。これまでグッドデザイン賞をはじめ様々なジャンルの賞を受け高く評価されている。
 「tetteで青春」は開館以来、高校生たちが自主学習や部活動など多彩な活動で施設利用していること、コロナ禍で様々な活動が制限された生徒たちの成果発表の場を提供するなどの目的で開館記念イベントとして始まった。
 今回で3回目となる合同文化祭には、須賀川、須賀川桐陽、清陵情報、長沼、須賀川支援高等部、岩瀬農業の6校が集まった。
 発表部門は各校合唱部が文化センターで開催した「IWASEジョイントコンサート」のビデオ上映のほか、須賀川桐陽高のダンス愛好会や書道部、軽音愛好会がステージパフォーマンスを披露し、多くの観覧者から拍手を集めていた。
 各校美術部の「飛翔美術展」は、みずみずしい感性を存分に発揮して描いた多彩な作品が好評を得たほか、清陵情報高メカトロ部・情報通信部の成果披露は子どもたちも大喜びで参加していた。
 また4月に須賀川高と統合し須賀川創英館高となる長沼高が昨年製作したねぶたなどの写真披露もあった。

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