コメやダイズなど16品目 岩瀬農業高で初めてのFGAP認証

教育農業

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    認証書を受ける代表生徒たち

 岩瀬農業高(髙橋豊治校長)は今年度ふくしま県GAP(FGAP)認証委員会でコメやダイズなど16品目が認証された。認証書交付式は13日、同校で行われ、認証に向け中心となって取り組んだ3年生が1年間の成果を喜んだ。
 同校は震災・原発事故による県産品の風評被害払拭を目指し、福島の食の安全・安心を伝えるため取り組みを続け、生産管理の国際認定証制度「グローバルGAP」では今年も18品目の認証を受け、認証品目数は高校単独日本一となっている。
 FGAPはGAP日本一を目指す県が農林水産省のガイドラインに準拠し、放射性物質対策を含めた独自基準に基づき、認証する制度。
 同校の認証は今回初めてで、コメ、ダイズ、ニホンナシ、ブドウ、リンゴ、ダイコン、カンショ(サツマイモ)、バレイショ、エダマメ、メロン、キュウリ、トマト、レタス、バジル、ミズナ、ルッコラの16品目が認められた。有効期限は2年間。
 交付式は家久来克之県中農林事務所長が生徒代表の星萌生さん(生物生産科3年)、角田茉穂さん(ヒューマンサービス科3年)、安藤光さん(園芸科学科3年)、加藤陽岐さん(同)に認証書を渡した。
 家久来所長は「卒業しても3年間で学んだGAPの意義をそれぞれの立場で広めてほしい」、髙橋校長は「皆さんの取り組みを引き継いだ学習を継続しながら、GAP認証を受けた作物を使った新商品などで国内外に福島の食の安全を広めていきたい」とそれぞれあいさつした。
 認証書を受けた星さんは「グローバルGAPの取り組みを基本に、放射性物質対策を含めた土壌、水質管理にも気をつけた。認証取得により安全・安心が保証され、作業しやすくなった。これからも県の農業活性化に力を入れたい」と述べた。