子どもにムシの解説をする養老館長(昨年9月撮影)
ムシテックワールドの開館20周年特別企画「養老館長特別展」は2月26日から4月5日まで開かれ、館内に養老孟司館長の研究室を再現し、お手製の標本が見られるコーナーなどを設け、虫を「見る」魅力に迫る。初日は養老館長の講演会を開き、今月末まで聴講者を募集している。
同館は平成13年の「うつくしま未来博」のパビリオン「なぜだろうミュージアム」を契機に、同年11月に開館し、昨年で20周年を迎えた。
養老館長は初代館長としてこれまでも毎年同館を訪れ、昆虫採集教室などで子どもたちに虫の魅力を伝えてきた。
今回は「虫で遊ぶ~養老館長の虫目線」をテーマに、養老館長がどのように虫を「見て」「触れて」「感じて」のときに「採って」いるか、様々な資料で伝える。
展示コーナーは養老館長が東南アジアで捕まえた虫の標本なども飾る。館長が来館する2月26、27の両日と3月25日から27日まで3日間は、館内に再現した研究室で館長が標本の作り方などを教える時間も設ける予定。
講演会は「自然とのつきあい方~子どもと昆虫採集~」をテーマに、サイエンスステージで1時間程度講話する。
定員は70人で応募多数の場合は抽選となる。応募は1グループ2人まで、小学4年生以上が対象(幼児の同伴は不可)。往復はがきに必要事項を記入し、今月末まで郵送する。
問い合わせは同館(℡0248-89-1120)まで。