箏を楽しく演奏するの5、6年生たち
小塩江小(長場壮夫校長)の「箏の教室」は19日、同校多目的ホールで開かれ、5、6年生13人が演奏に挑戦した。
長禄町の福島正絃社(生田流)の桜井祐子教授を講師に迎えた。
教科書にも載る日本の楽器に触れ、その音の響きの美しさを味わい、特徴などを学ぶことが目的。
初めに桜井教授が箏曲「こきりこの里」を披露し、子どもたちは箏の音色を鑑賞した。
その後、桜井教授が座り方、13本の弦(糸)の説明やツメで弾いて音を出す、手の置き方、音譜の見方などを説明したあと、2人1組になり「さくらさくら」「夕やけ小焼け」の曲を練習した。
児童らは初めて触れる伝統の楽器から響く、耳馴染みのある音色に笑顔を浮かべながら、たどたどしくも繰り返し演奏に挑戦していた。