2月8日から雛人形展 五月人形などの節供飾りも 須賀川市立博物館

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    大正時代に作られた節句人形

 須賀川市立博物館企画展「雛人形展」は2月8日から3月13日まで34日間の日程で開かれる。今年は節供飾りをテーマに掲げ、江戸時代から現代まで伝わる雛人形だけでなく、五月人形などの節供飾りも展示し、季節の節目にささげていた人々の思いを約300点の資料とともに解説する。
 一昨年に50周年を迎えた博物館は昭和45年の開館以来、市民から寄贈された1000点を超える雛人形関連資料の中から、テーマに即したものを毎年展示し、「雛がいる博物館」の愛称で県内外の多くの愛好者から親しまれている。
 今回は「雛人形と節供飾り」をテーマに、奥州街道を通じた江戸との交流でこの地にもたらされた享保雛や古今雛をはじめとするたくさんの人形が、ひと足早い春を運ぶ。
 また大正時代に作られた昔話などをモチーフとする節句人形や、当地方でも馴染み深い鍾馗様の人形など、家族への思いとともに受け継がれてきた様々な姿の人形がずらりと並ぶ。
 収蔵後、初展示となる資料もあるため、愛好者も見逃せない企画となる。
 会期中の催しとして、「防虫香の材料で『お線香を作ろう』」は2月19日午前10時から、古くから防虫に使われていた香料を中心に、オリジナルブレンドの線香を作る。参加費は100円、事前予約を近日中に受け付け開始する。
 図書館司書と学芸員がお雛様の絵本の読み聞かせと、展示中の人形の解説をする「おひなさまのおはなし」は2月26日午前11時から、事前予約不要、参加費は観覧料のみ。
 また毎週土曜日午前10時から防虫香の材料を使った文香(小さな匂い袋)作りを体験できる。
 なお商工会議所女性部のつるし雛も展示し、同時期に地域で行われるイベント「雛(ひゝな)の笑顔に会えるまち」と合わせて楽しめるよう工夫を凝らす。
 観覧料は大人200円、大学・高校生100円、中学生以下、65歳以上、障がい者は無料。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。会期中の閉館日は毎週月曜日と2月24日。
 問い合わせは同館(℡75―3239)まで。