会見事項を説明する橋本市長
須賀川市の定例記者会見は28日、市役所市政経営会議室で開かれ、橋本克也市長は市内のSDGs関連活動を進めるため、2月2日に関係7団体が連携協定を結び、須賀川市SDGs推進協議会を設立することを発表した。
SDGs推進に係る連携協定の締結式は2月2日午後1時半から、市政経営会議室で行われる。
連携団体は須賀川市、須賀川商工会議所、大東商工会、長沼商工会、岩瀬商工会、夢みなみ農業協同組合、須賀川市社会福祉協議会の7団体。
団体が相互に連携・協働しながら市全体でSDGsを推進する。
具体的な連携事項は①SDGsの情報発信と情報共有②SDGsの普及啓発③SDGsに取り組む団体、企業等への支援④その他協定の趣旨に沿った取り組み―の4項目。
協定に基づき同日に設立する市SDGs推進協議会は、各団体代表者7人を顧問に、会長と副会長各1人、会員5人で構成する。
推進協議会発足は7団体のみで構成し、取り組みの市全体への波及と意識向上などを図るため、随時市内事業所や市民団体の加盟を募る。
橋本市長は活動案として各種研修会や市内団体や企業へのアンケート調査、SDGsに関する取り組みへの支援制度設立などを説明した。
市はこれまでSDGsを推進するため、市が策定する各種計画にSDGsへの取り組みを位置づけ、職員研修の実施や広報すかがわに連載記事を掲載するなどして、理解の浸透を図ってきた。
また市内学校での出前講座や庁舎内窓口カウンターやみんなのスクエアでのアイコン掲示、公共施設への啓発用ポスター掲示などで、市民がSDGsを身近に感じ、考える機会を増やせるよう取り組んでいる。
協定締結と協議会設立により、各団体との連携も高まり、新年度以降のさらなるSDGs関連事業の活発化に期待が高まる。