役員にあいさつする小栗山会長
須賀川高同窓会(小栗山茂会長)の第2回役員会は28日、旭陵会館で開かれ、須賀川・長沼両高校が4月に須賀川創英館高として統合後、長沼同窓会と合流して引き続きOB・OGが一丸となり生徒たちを支えていく方向で調整を進めていくことを決めた。
役員会は役員約30人のほか、長沼高同窓会の菅野芳治会長ら同会の役員、長沼高の関係者、地元選出県議らも出席した。
小栗山会長と森下陽一郎校長のあいさつに続き、今年度の卒業生に贈る同窓会賞受賞者、卒業記念品、新年度役員、同窓会規約の改正などについて話し合った。
同窓会の統合に向けた動きとして、3月までに両同窓会の役員(副会長、幹事長、幹事、顧問)による話し合いの場を設け、統合後の同窓会賞のあり方や会の規約など具体的な運営について意見を交わす。
4月に須賀川高同窓会の総会を開き、会員に説明して合意形成を図る。
その後、統合後の設立総会を行う予定。
なお同窓会の統合については長沼高側でも合意を得られており、地元名士らによる高校への強力なバックアップは統合校開校後も継続されそうだ。
そのほか同窓会が須賀川高に贈った校訓や校歌を記す記念碑は現在学校入り口右手に設置されているが、入り口左手に移設することとなった。
また令和4年度は須賀川高創立115周年にあたるが、記念事業等の予定はなく、今回は見送られる見込み。
同窓会賞受賞者は次の通り。
▽須田珙中賞=寺崎杏(日本英語検定協会の実用英語技能検定2級取得)▽円谷幸吉賞=安部竜空(男子ソフトボール部、東北総体優勝(県選抜選手)国民体育大会県代表選出(大会はコロナで中止))