日本赤十字社は1月15日に南大洋州の島国トンガの近海で発生した海底火山の大規模な噴火と、それに伴う津波で被災した人たちを支援するための救援金を3月末まで受け付けている。
噴火した海底火山フンガトンガ・フンガハアパイ火山は、トンガの首都ヌクアロファの北約65㌔に位置する。被害の全容は未だ把握できていないが、津波による住宅の倒壊、津波・降灰による飲料水の汚染が深刻で、被災者は全人口10万人のうち8万5000人に上るとみられている。
特に噴火に近く、標高の低い離島の島では大きな被害が懸念される。
救援金は国際赤十字・赤新月社連盟とトンガ赤十字社等が実施する噴火・津波災害の救援・復興活動を支援し、同様のリスクを抱える周辺国など大洋州諸島の災害対策・救援物資備蓄等に活用する。
郵便振替(口座番号00110―2―5606)(振込用紙の通信欄に「トンガ大洋州噴火津波」と記入)、三井住友銀行すずらん支店(同2787779)、三菱UFJ銀行やまびこ支店(同2105782)、みずほ銀行クヌギ支店(同0623463)で受け付ける。
問い合わせは日本赤十字社県支部事業推進課(℡024―545―7996)まで。