3回目接種を受ける高齢者たち
須賀川市の新型コロナワクチン集団接種事業は2日から、須賀川アリーナ2階のサブアリーナでスタートし、65歳以上の約500人が3回目となる接種を受けた。
厚生労働省によると、ワクチンは時間の経過とともに感染予防効果や高齢者においては重症化予防効果も低下していくとされており、2回の接種を終えた全ての人に追加接種の機会を提供することが望ましいとされる。
市は2回接種を終えている65歳以上の高齢者のうち、前回早期に接種した順から接種券を送付しており、対象者らは指定された日時に従い、接種会場を訪れている。
足腰の弱い人はエレベーターを利用するなどして2階まで上がり、係員の誘導でスムーズに接種を受ける姿が見られた。
接種後は15~30分間、会場で待機して副反応を確認していた。
なお3回目の副反応は2回目と比較して発現傾向は概ね同様と確認されているが、脇の下の痛みなどは発現が高い傾向がみられる。
注射した部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒発熱などの症状が重い場合や、2日経っても回復しない場合は県副反応コールセンター(℡0120―336―567)に相談する。
なお市では次回の接種券発送を今月中旬に予定している。
接種券の送付時期や接種場所の確認、接種日時の変更、集団接種から医療機関等での個別接種の切り替えなどの問い合わせはコールセンター(℡0120―567―455)で受け付ける。