強い危機感を持ち徹底を 鏡石町対策本部でメッセージ

医療行政

 鏡石町新型コロナウイルス感染症対策本部は1日、第6波感染急増を受け、「感染症防止対策について」の緊急メッセージを町ホームページで発表した。
 町は1月の1カ月で25人の感染が確認され、特に10歳未満の子どもを含めた若年者の感染が増加し、2日連続で7人の感染者が判明するなど感染急拡大が懸念される。
 感染急増は県内全域に及び、県は20日までまん延防止等重点措置を県全域に適用した。
 世界的に猛威をふるい続けるオミクロン株は感染力が非常に強く、「いつでも・どこでも・だれでも」感染するリスクがあり、このまま感染拡大が続けば日常生活や社会経済に深刻な影響を及ぼすことが必至であるため、対策本部は「これまで以上に強い危機感を持って3つの事項の徹底をお願いしたい」と求めている。
 徹底を呼びかけているのは①混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出は控える②飲食店などは感染防止対策が徹底された店舗を5人以下の少人数で利用する③「人と人との距離の確保」「手指消毒」「こまめな換気」など基本的な感染防止対策。
 せきやのどの痛み、発熱など体調の異常を感じた場合は、かかりつけ医や受診・相談センター(℡0120―567―747)に相談をする。感染の不安がある無症状者への無料検査を実施しており、詳細は県コールセンター(℡024―524―5530)まで。