須賀川市全体でSDGsを推進 関係7団体が県内で初めての協定を締結し協議会設立

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    SDGs推進にかかる連携協定を締結

 須賀川市は須賀川商工会議所など市内関係7団体が相互に連携しながら協働し、市全体でSDGsを推進するため、「SDGs推進に係る連携協定」を締結した。締結式は2日、市役所で開かれ、情報発信や情報共有、普及啓発に取り組むことを確認した。
 SDGsは2015年の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられた。2030年までに「貧困で困っている人をなくす」「差別のない社会を作る」「環境を大切にする」を17の目標に掲げた。
 世界中にある環境・差別・貧困・人権問題といった課題解決を世界で取り組み、改善する動きを長期間にわたって実施し続けることを目指す。
 須賀川市もSDGsの理念に共感し、これまで市民への周知を図る目的で、市広報紙に特集ページを設けたほか、第8次総合計画など様々な取り組みを17の目標に結びつけ、市庁舎内でも各課窓口やみんなのスクエアに関連掲示物を設置するなどしてきた。
 今回の協定はこれまでの活動をより一歩先に進ませ、SDGsへの理解を市全体に広げ、協働の理念のもとで市民とともに目標達成を目指す目的で締結した。
 協定に加わったのは市をはじめ商工会議所、夢みなみ協同組合、大東・長沼・岩瀬の3商工会、市社会福祉協議会の7団体で、市によると自治体と複数の関係団体が共通の理念のもとでSDGs達成へ協定を結ぶのは県内で初めて。
 今回の連携協定を機に、SDGsの情報発信・共有、普及啓発、目標達成へ取り組む団体・企業などへの支援などをさらに推進する。
 締結式で橋本克也市長は「今後は次期総合計画にSDGsの理念を位置付けし、さらに一層の推進を図っていきたい。2030年までに17のゴール達成を目指し、環境や人権をはじめ様々な取り組みをする世界的な課題。市においてもそれらを推進することでより暮らしやすいまちづくり、産業を育成するための取り組みを推進したい。今後はいかに実践していくかが大事。今後ともご協力をお願いします」とあいさつした。合わせて先月26日の中学生による模擬議会などでも子どもたちがSDGsに高い関心を持っていることも紹介した。
 渡邉達雄商工会議所会頭、橋本正和JA夢みなみ代表理事組合長ら協定加盟団体代表らもあいさつし、それぞれの取り組みなどを報告した。
 締結式閉式後は加盟7団体で「須賀川市SDGs推進協議会」を設立し第1回会議を開いた。委員互選により会長に石堂伸二市企画政策部長、副会長に飛木孝久商工会議所専務理事を選任した。
 来年度にかけてSDGsに取り組む団体・企業などのすそ野拡大を中心に活動し、各種研修会やアンケートの実施、支援制度の検討などに取り組む。
 同協議会は市内事業所や市民団体などの加盟を今後受け付ける。
 詳しくは市企画政策課企画政策係(℡0248-88-9183)まで。