須賀川高の校舎を見学する長沼高生徒たち
長沼高(夏目利江子校長)の1・2年生44人は2日、須賀川高(森下陽一郎校長)の校舎で授業を受けるなど学校生活を体験し、4月の須賀川創英館開校へイメージをより具体的にした。
生徒たちが4月以降の学校生活に順応できることを目指す両校の交流事業で、前回は昨年11月、須賀川高の生徒による課題探求発表会を長沼高生徒が聴講した。
今回は進路を控えて自由登校となり空いている3学年の教室を使い、登下校も含めて1日通常授業を受けた。
またホームルームの時間には校舎内を見学し、特別教室や円谷幸吉選手、鈴木央さんをはじめとする須賀川高OBの関連資料の展示、購買スペースなどを見て回った。
長沼高生徒は「校舎は広くて迷路のように思えましたが、しっかり覚えたいです。長沼高には購買がなかったので、4月からお弁当を買うのが楽しみです」「今回は須賀川高の生徒と直接話すことは出来ませんでしたが、統合後は部活にも入って一緒に学校生活を充実させたいです」と期待に胸を膨らませていた。
このほか両校は「飛翔美術展」として、それぞれの美術部員が描いた作品を両校の校舎内に展示し、生徒間の理解を深める試みも行っている。