LasiQが漢方コーラ開発 クラウドファンディングで支援募る

健康医療産業

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    漢方を使ったクラフトコーラ

 須賀川市本町のLasiQ(ラシク)(藤田元社長)は漢方の効用と美味しさにこだわる漢方クラフトコーラ「LasiQ漢方コーラ」の商品化を目指し、28日までクラウドファンディングで支援を募っている。
 調剤薬局や介護サービスなどの事業を展開する同社は「誰もが自分らしく生きることができる社会の実現」を目指している。
 薬剤師として藤田社長が大切にする「未病」「漢方」の考え方と、社長が愛好する「コーラ」を組み合わせた漢方コーラを作ることで、多くの人の心身の健康に対する貢献を図る。
 「LasiQ漢方コーラ」はシロップを炭酸水などで割って飲む。身体を温めるシナモンやブラックペッパー、ショウガのほか、カルダモン、ナツメグ、クローブ、レモンなどで胃腸の働きを助ける材料を使う。
 また、飲む際の欲求に応じて追加する「追い漢方(追いスパイス)」5種類を用意する。
 現在も開発中ではあるが、健康に良いだけでなく、美味しさもこだわり、完成度の高い製品を目指しているという。
 支援のコースごとにリターン(返礼品)が用意されており、3000円コースはステッカーとお礼の手紙、5000円コースはLasiQ漢方コーラシロップ(約5杯分)を加え、6000円コースはさらにアルファ電子の「う米めん」3食分が付く。
 5万円コースは藤田社長と福島の地酒を呑みながら、オンラインで個別経営相談する機会が得られる。
 目標額は250万円。製品の初期ロット開発、生産に必要な費用などに活用する。
 9日午前9時現在で、25人が22万2000円を支援している。
 支援は専用ページ(https://camp-fire.jp/projects/view/550438)から。
 問い合わせは同社(℡0248-72-2003)まで。