感染無料検査は来月末まで延長 須賀川・岩瀬地方4カ所で対応継続 検査キット不足で中止も

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 県は新型コロナの感染不安がある無症状の県民を対象とした無料検査について今月末までとしていた期間を3月31日まで延長することを決めた。しかし全国的な感染拡大に伴い検査キットが不足し、対象機関によっては対応を中止している。須賀川・岩瀬地域では須賀川市内で6カ所、鏡石町で2カ所実施していたが、2月以降は申込者が後をたたない状況が続き、現在も継続しているのは市内3カ所、町内1カ所となった。
 同事業は当初、新型コロナ感染症対策と経済社会活動の回復の両立を図るため、ワクチン・検査パッケージ制度または対象者全員検査及び飲食、イベント、旅行、帰省等の活動に際して陰性を確認するために必要となる検査を無料で行うものとして昨年12月から始まった。
 しかし隣接県でオミクロン株の市中感染が判明したため、1月3日から対象者を拡大し、ワクチン接種の有無に関わらず、感染リスクが高い環境にある等のため感染不安を感じる無症状の県民はすべて受けられるようになった。
 全国的な感染拡大により検査キットが不足する事態となり、一部では希望しても受けることが難しくなっている。
 今月後半には新たなメーカーが製品を出すという情報もあるが、現在のところ入荷の見通しは立っていない。
 市内で対応中の薬局は北町のサンプラス調剤薬局(℡63―2678)、宮先町のすみれ薬局(℡94―8343)、本町のフジ薬局(℡72―2003)がPCR検査、抗原定性検査のいずれも対応可能としている。
 希望する場合は予約が必要となる。また、店内での感染を防ぐため、駐車場で対応するドライブスルー方式を実施している。
 北町のさくら薬局須賀川北町店、和田の自由ケ丘調剤薬局は抗原定性検査を実施していたが、検査キット不足で中止した。
 鏡石町のウエルシア薬局岩瀬鏡石店(℡92―3261)はPCR検査のみホームページから予約を受け付ける。実際に検査を受けるためには、予約した日時に来店し、スマートフォンによる登録作業が必要となるため、スマートフォンを持たない人は対象外となる。
 長沼クリニックは抗原定性検査、鏡石クリニックはPCR検査の対象施設となっているものの、医療機関として国から有症状者の検査を優先するよう通達を受けているため、対応は難しくなっている。